L7L 03文献野口雅之:肺癌 52:339-345,2012土屋尚人ほか:日呼外会誌 32 :837-841,2018日本肺癌学会:肺癌取扱い規約第8版,金原出版,2021後は明らかになっていない。定 義Adenocarcinoma in situ(AIS)が多発したものをさす。臨床情報・予後切除すれば完治が期待される。数百個の多発例では切除は困難であり,その場合の予画像所見形態画像:3 cm以内のすりガラス濃度結節が多発する。多発の程度は数個から数百個まで多彩である。高分解能CTを撮影して発見されることも多い。機能画像-血流:造影効果は明らかになっていない。機能画像-代謝:異常集積は認めない。病理所見マクロ:いずれも限局した肺胞置換性増殖を示す腫瘍である。ミクロ:Ⅱ型肺胞上皮またはクララ細胞類似の腫瘍細胞が増殖する。多発性上皮内腺癌Multiple AIS
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