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図1CT・MRIA:初診時CT,B〜E:MRI(B:T2強調像,C:T1強調像,D:MRA,E:MRA元画像)右上下肢麻痺を発症した初診時のCTでは左頭頂葉に径30 mmほどの皮質下出血を認める(A)。同日のMRIのT2強調像やT1強調像では左中心後回に血腫を認める(B,C)。その腹側の中心溝を主体にナイダスを疑うflow voidを認め,拡張した流出静脈が上矢状静脈洞へと連続していた(D,E)。現病歴仕事中に右上下肢のしびれを自覚し,受診した。既往歴なし。神経学的所見意識清明,右片麻痺(上肢3,下肢4),言語は正常。ABCDE31case710歳台後半,男性主訴● 右片麻痺症 例

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