07131T
11/14

❹有害事象277・・陽子線治療ではT2〜3を対象とした場合,5年全生存率が82%,5年無増悪生存率が77%,T2〜4aを対象とした前向き登録研究では3年全生存率が90.8%,3年無増悪生存率が71.4%,3年局所制御率が84.6%と報告されている。三次元治療計画による高エネルギーX線を用いた放射線治療成績に対する優位性は明らかとなってはいない18, 19)。・・放射線治療に伴う急性期および晩期有害事象としては,以下のような症状が認められる(化学療法併用に伴う有害事象は除く)。図2 膀胱に対する追加照射(4門照射)時の照射野と線量分布図膀胱に対して1.5cmのマージンを設定した場合の照射野を示す。桃:PTV,茶:直腸。 Ⅰ.膀胱癌

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る