自己免疫・炎症性疾患経過経過経過とと治療治療ものであり、理性で疾患を特異的に絞り切れないのであれば、最後は情動で決まる。・・情動で駆動させれば、緊張やストレスに強くなり、たぶん質の高い治療になり、有害事象や治療困難など不都合な場面に遭遇したときにもへこたれないでいられる。・・うまくいかないことやリスクを考えすぎて、治療しない言い訳ばかり考え各種介入を回避し、その回避したことによる不利益を考えられていない医師のことを置き去りにする勇気が、成人スティル病の診療では必要である。・・あるいは、一言で別解を言ってしまえば「責任感」である。・・病型によっては自然軽快したように思えてしまうことがある。・・病勢をみつつ、患者の心配や許容の度合いをよく査定し、介入の機をうかがう。・・いたずらに対症療法だけで様子をみていると、薬剤がトリガーになってMASを併発してしまうかもしれない。・・予後に関する記述やデータは少ない。MASを併発してしまえば生命の危機があるだろう。・・成人スティル病の熱・炎症病態が改善しても、抗リウマチ薬を使用して維持治療を要するレベルの関節炎が残存することがある。成人スティル病
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