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■発作性の呼吸困難,喘鳴,息苦しさ,咳などの症状の反復■可逆性の気流制限■アトピー素因:環境アレルゲンIgE抗体陽性■他の心臓病,肺疾患の除外気管支喘息をマスターする49Step2 初期対応(酸素+気管支拡張薬)・・酸素:SpO2>95% → 乳児:適応。小児:考慮(JPGL2017)。・・病勢が安定(努力呼吸が改善。眠れる/話ができるなど)すればSpO2>Step3 喘息急性増悪と診断し,治療を行う・・実際にはStep1,2を行いながら判断していく。・・気管支喘息(急性増悪)と診断するのは簡単ではない。定まった「診断基準」・対応:小発作➡帰宅可能,中発作➡入院とステロイド投与を考慮,大発作以・・投与方法:酸素投与効果の強い順に,鼻カニューレ<マスク<リザーバーマ・・少なくとも外来のセッティングではマスク(酸素5-10L/分)でよい。・・気管支拡張薬は吸入がベスト。年齢体重により量を調整する必要はない。・・例:ベネトリン®0.3mL+生食1mL,指示間違いを減少させるため,当上➡絶対入院。・下記の所見などから中発作を判定できるようになること(酸素投与が必要・全身性ステロイド投与が必要・入院を前提に行動する)。■喘鳴がある■努力・陥没呼吸が明らか■横になれない■呼吸困難感あり■話しづらい90%でよい。スク<HFNC(high flow nasal cannula)。院では全年齢同一処方としている。はなく,臨床診断として以下の項目を参考とする。2

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