脱水を探せ！33 自分の「直感」を信じる！ 何かおかしいと思ったら「緊急へ」 緊急時の評価はできるだけ迅速に。3分以内に評価する 「手のあたたかさ」は大事に。冷たい手にはご注意を！ 「血圧」は最も忘れやすいバイタルサイン。頻脈・頻呼吸があるときは必ず確認 血圧低下は心停止が差し迫っている超緊急事態。低血圧を見つけたら早急に対応 脱水の否定はこれで決まり眼球の落ち窪みがない口腔粘膜や口唇の乾燥がない尿量低下がない活気がある一般的な「脱水」の評価は，ナトリウム「量」の評価・われわれが最も多く遭遇する「脱水」はナトリウム「量」が低下かつナトリウム「濃度」は正常であることが多い（「volume depletionもしくはhypovolemia」であることが多い。詳細は「ch.1-2. ナトリウムの考え方」参照）。・つまり脱水の評価＝ナトリウム量の評価と考えることができる。・ナトリウム量の評価は難しいため，複数の評価項目から総合的に判断する。本項ではナトリウム量の評価を4つの視点から行っていく。1．「子どもをみる」編2．「脱水の評価：バイタルサイン」編3．「脱水の評価：身体所見」編4．「脱水の評価：病歴」編・最終的にはフローチャートをみながら脱水を「軽症」「中等症」「重症」のいずれかに分類する。1
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