呼吸管理法低流量酸素システム鼻カヌラ,酸素マスク,リザーバ付き酸素マスク高流量酸素システムHFNC,ネブライザー式酸素吸入装置デバイス重症度軽症〜中等症中等症。あるいはチアノーゼ性心疾患等のFIO2の厳密な調整を要する病態中等症〜重症重症酸素療法非侵襲的陽圧換気(NPPV)マスクによる陽圧換気侵襲的人工呼吸(IMV)気管挿管下人工呼吸 重症度に応じて呼吸管理法を選ぶというよりは,呼吸サポートをどのくらい要するか(どの呼吸管理法で呼吸状態が安定するか)によって, 重症度を後付けで判断すると考えたほうが,より実践的・・人工呼吸の必要性を判断する前段階として,適切な酸素療法の理解が不・・近年急速に広まっているHFNC(high-flow nasal cannula)だが,これを使いこなすためには,まず一般的な酸素投与方法の知識を深める必要がある。・・酸素療法とは室内気(FIO2=0.21)より高濃度の酸素を吸入させることで,低下したPaO2を上昇させ,組織の酸素需給バランスを改善する方法である。・・酸素投与方法は,低流量酸素システムと高流量酸素システムの2種類に・・小児病棟でよく使われる鼻カヌラや酸素マスク(ハドソンマスク)は低流量酸素システム。HFNCやインスピロンが高流量酸素システムである。・・低流量酸素システムは便利で使いやすいが,大雑把。高流量酸素システムは若干複雑となるが,設定通りのFIO2を患者に投与できるため,より厳密に患者評価(酸素化の評価)ができる。可欠である。大別される。小児の呼吸管理法のまとめ2種類の酸素療法
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