17敗血症 敗血症・敗血症性ショックの治療バンドル*ショックではない場合はボーラス投与しない 10-20 mL/kg/h行うべきことのリスト□ 輸液路の確保□ 血培2セット採取□ 抗菌薬の投与□ 乳酸値の測定□ 心エコー□ 初期輸液□ ショック時: 晶質液のボーラス投与□ ICUへの移動□ 輸液抵抗性ショック時: カテコラミン投与□ カテコラミン抵抗性: ヒドロコルチゾンを考慮□ 感染巣の検索□ 感染巣からの培養□ 感染巣のコントロール5分以内に(低血圧 or 循環作動薬が必要 or 組織環流障害)15分以内に60分以内に1時間以内の治療目標:心拍数の改善,CRT≦2秒,正常血圧意識障害と循環不全状態の認知気道確保して輸液路確保(PALSガイドラインに準じて)敗血症性ショックか?①晶質液のボーラス投与* :10-20 mL/kg ICUあり: max 60 mL/kg ICUなし: max 40 mL/kg②低血糖と低カルシウム血症を補正③血液培養採取後,抗菌薬投与輸液抵抗性ショックか?・ICU入室・CVライン確保し,カテコラミンを開始 (アドレナリンorノルアドレナリンを0.05γで開始)・Aライン確保・気管挿管による人工呼吸管理を考慮・CVや気管挿管にはアトロピン+ケタミンを使用カテコラミン抵抗性ショックか?・ヒドロコルチゾン投与を考慮・以降は集中治療医と共にICUでの治療目標を目指す 正常血圧(MAP-CVP) ScvO2>70% CI(cardiac index) 3.3-6.0L/min/㎡
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