手術手技編03IMA処理前の内側アプローチ023肛門側で露出した直腸固有筋膜と直腸固有筋膜に覆われたSRA間膜の切開がまだされていないところつり上がった下腹神経前筋膜岬角からIMA根部に向かって,「上」方向の鈍的剝離も使いながら剝離を進めていくと,SRAが見えてくる。SRAの背側で適切な剝離層を同定し,頭側に剝離を進めると,誤った層に入りにくい(特に肥満症例)。● 直腸固有筋膜とSRAをランドマークに,直腸固有筋膜に沿った剝離を頭側に連続させる。● つり上がった下腹神経を損傷しないように注意する。SRA左下腹神経SceneCheck Point術中写真で確認
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