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010図1 術中写真中心の『徹底レクチャー』と腹部モデルを用いた『ハンズオントレーニング』を,「細心の注意を払うべきピットフォール編」では重大トラブルにつながりかねない手技やそれを回避するポイントを解説しています(■■)。(ハンズオントレーニング)を目指しました。 さらに,この腹部モデルは血管・神経・脂肪・膜などの構造を再現しており,術中写真でわかりづらい解剖をより明確に認識するのに有用です。各構造が色分けされているため,正しい層を剝離できているかが視覚的にわかるように工夫されています(■■)。 また,誤った層に入った場合などトラブル事例を示すことができるのも腹部モデルを用いてのトレーニングのメリットの一つであり,本書では「細心の注意を払うべきピットフォール編」として収録しています。 本書の手技のもととなる考え方を学びたい方は,前著の総論「内視鏡手技の学び方・教え方」もぜひご参照ください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 本書では,前著で10のシーンに分解した腹腔鏡下S状結腸切除術のうちScene 02~09について「手術手技編」では基本的な手術手技■■■■■ 本書は2015年に上梓された『認定資格取得のための腹腔鏡下S状結腸切除術徹底レクチャー』(以下,前著)の姉妹編ともいえる構成となっています。前著では教育・技術伝承の視点から,「作業分解」というコンセプトのもと,腹腔鏡下S状結腸切除術の局面を10のシーンとさらに細かい場面ごとのカットに分解し,手術シナリオを落とし込んでいきました。前著は術中写真と文字解説が中心でしたが,本書では腹部モデルを用いて手術の様子を撮影し,著者による各手技の音声による解説を加えDVDに収録しました。腹部モデルを用いることで,著者が読者の手を取って指導しているかのような臨場感■■■■■■

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