#1電気メスとしての基本性能が高いハイエンドモデルValleylab™ シリーズ特 徴性能比較① 電気メスの各種モード④ 安全性・REM対極板接触状態監視システム(Valleylab ™シリーズで最初に開発されたシステムで,その後他社にも普及。対極板による熱傷の減少に貢献した)<総合評価>4モノポーラ切開:ピュア,ブレンドモノポーラ凝固:ファルギュレート,スプレー,ソフト,バリーラブバイポーラ:通常,リセクション(泌尿器科モード:カット,コアグ)。② 出力方式・組織抵抗値検知メス先の組織抵抗値検知の有無:有(434,000回/秒)出力方式:出力維持型(ただしソフトコアグおよびバイポーラは抵抗値に応じて電圧制御)③ 電気メス以外のエネルギーデバイス使用の可否LigaSure ™(超音波凝固切開装置等加算あり)通常の凝固モードでも切開性能が高く,切れ味・<他モデル>●Valleylab FX8 エネルギープラットフォーム 発売年:2018年 定価:350万円 メス先の組織抵抗値止血力は申し分なし。バリーラブモードも用意されている。画面表示などもシンプルで分かりやすく,慣れてない外回りの看護師でも直観的に設定ができる。2本の電気メスが同時使用できるシェアドコアグが用意されているが,2本同時に出力すると一方の出力端子の組織抵抗値により,もう一方の出力が減少し,片方の出力を止めた時点でもう片方の出力値が元に戻るという特性があり,実臨床での使用は難しい。FT10からLigaSure ™とバイポーラリセクション機能だけを除いたFX8はかなりリーズナブル。1 凝固モードの切開性能が秀逸2 設定が分かりやすい3 ソフト凝固もLigaSure ™も使える旧機種よりも組織抵抗値検知の回数が大幅に増え,電気メスとしての基本性能が非常に高い。Valleylabシリーズは世界的にも実績が豊富で,信頼性が高い。【製造・販売】 コヴィディエンジャパン株式会社 【発売年】 2016年Valleylab FT10 エネルギープラットフォーム(ハイエンドモデル)定 価 650万円検知の有無:有(434,000回/秒)
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