■■■■1① 食道の区分で,Aeをなくし「食道胃接合部領域」(Jz)を新たに規定した。② cT3を「切除可能」(cT3r resectable)と「切除可能境界」(cT3br borderline resectable)に亜分類した。③ N因子をTNM分類に合わせて,転移リンパ節個数で分類する。これに伴い領域リンパ節を新たに設定した。④ TNM分類で鎖骨上リンパ節転移は遠隔転移に分類されるが,切除の根治が期待されるのでM1aと分類し,これ以外の遠隔転移M1bと区別した。⑤ リンパ節郭清程度(D)を術式により規定した。⑥ 放射線と化療の治療効果をCT,PET■CT,内視鏡所見によることとし,判定基準を更新した(RECISTに準拠)。⑦ 拡大内視鏡による表在癌深達度診断の基準を規約に記載した。―第12版改訂の要点―食道癌取扱い規約【第12版抜粋】2022年9月食道癌取扱い規約
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