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□□□□□ 国内診療 ガイドラインで 記載のない内容のみ 追加疾患名遺伝形式GPV頻度がん発症リスク (浸透率)国内診療 ガイドライン国内診療 ガイドラインで 推奨される 臨床マネジメント海外診療 ガイドラインで 推奨される 臨床マネジメント補足第第44章 章 149BREAST-OVARIAN CANCER, FAMILIAL, SUSCEPTIBILITY TO, 1;BROVCA1(OMIM 604370)(GRJ □□□□□および□□□□□関連遺伝性乳癌卵巣癌)常染色体顕性遺伝0.07% 1),0.11〜0.12%(海外) 36, 49)乳癌:>60% 37, 56-60),卵巣癌:39〜58% 61),膵癌:≦5% 62),前立腺癌:7〜26% 63)遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)診療ガイドライン2024年版 日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構 64)乳癌:(既発症)対側リスク低減乳房切除術(CRRM)・推奨年齢記載なし。造影乳房MRIを用いたサーベイランス・開始年齢記載なし。(未発症)両側リスク低減乳房切除術(BRRM)・推奨年齢記載なし。造影乳房MRIを用いたサーベイランス・開始年齢記載なしで年1回を想定。卵巣癌:リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)・推奨年齢記載なし。低用量経口避妊薬(OC)あるいは低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬内服・開始時期記載なし(条件付き推奨)。膵癌:MRI/MRCPまたは超音波内視鏡を用いたサーベイランス(リスクに応じて50歳未満でも考慮・6〜12カ月に1回)。前立腺癌:PSAによるサーベイランスを40歳から開始・実施頻度記載なし。NCCN Guidelines Ⓡ, Genetic/Familial High-Risk Assessment:Breast, Ovarian, and Pancreatic. Version 3. 2024-February 12, 2024 38)乳癌:ブレスト・アウェアネスを18歳から,乳房診察を25歳から開始し6〜12カ月に1回,造影/単純乳房MRIを25〜29歳で年1回,マンモグラフィと造影/単純乳房MRIを30〜75歳で年1回,75歳以上では個々の症例を考慮してサーベイランス。RRMを相談(開始時期記載なし・実施頻度記載なし)。男性の場合,自己検診訓練と教育を35歳から,乳房診察を35歳から開始し年1回。卵巣癌:RRSOを35〜40歳で。排卵抑制目的のエストロゲン・プロゲスチン配合薬(経口避妊薬など)内服(考慮)。膵癌:少なくとも1人以上の第1度または第2度近親者に膵癌の家族歴のあるGPV保持者に対し,サーベイランス(造影MRI/MRCPおよび/またはEUS)を50歳(または家系内最年少発症者の発症時より10年早い年齢)から開始し年1回(考慮)。前立腺癌:サーベイランス(PSA・直腸診)を40歳から開始し年1回(考慮)。男性における乳癌発症リスクは70歳までに0.2〜1.2%(海外) 62, 65)。□□□□□□□□□□

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