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agbedcf図2 軟部腫瘍で観察される特徴的な細胞配列の代表例a : 紡錘形細胞腫瘍によくみられるパターンであり,腫瘍細胞の配列に一定の方向性が明瞭にみられる。異なった方向性の細胞集団が組みあわさると錯綜配列と呼ぶ。b : 紡錘形細胞腫瘍の配列パターンであり,互いに斜めに配列した細胞集団が組みあわさり,魚骨様を呈する。c :紡錘形細胞集団の放射状の延び出しや渦状配列が組みあわさったパターン。d : 上皮様形態をとる腫瘍にみられ,線維性結合組織に明瞭に区画された細胞集団を形成する。中心部はしばしば空隙状である。e :上皮様形態を示す腫瘍細胞が密に隙間なく配列する集団を形成し増殖する状態を指す。f :円形細胞腫瘍などが一様かつ単調に広がる状態を指す。g :上皮様細胞や紡錘形細胞が豊富な粘液基質や線維性基質を背景に交差,列状に配列する状態を指す。魚骨様Herringbone小巣状Nestedびまん性・シート状Diffuse/Sheet花筵状Storiform26 Ⅱ.病理診断束状Fascicular胞巣状Alveolar網目状Reticular

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