35175T
3/11

  ● 曲率半径:角膜前面と後面       水晶体の前面と後面  ● 屈折面の位置:角膜の厚さ         前房深度         水晶体の厚さ  ● 眼内媒質の屈折率:角膜,前房,水晶体,硝子体  ● 眼軸長膜前面から水晶体前面までの距離をいう。14 Ⅱ.眼の光学 眼は外界の物体を網膜面に結像させるために屈折力をもつ。  ● 眼の屈折系:角膜屈折力refractive power of the cornea        水晶体屈折力refractive power of the lens  ● 角膜頂点から網膜までの距離:眼軸長₁.第一次屈折要素(角膜屈折力,水晶体屈折力を算出するための要素)  屈折率以外は測定可能である。屈折率は通常GullstrandまたはHelmholtzの模型眼の値を用いる(図₂⊖₂)(表₂⊖₁)。 ● 眼の角膜と水晶体からなるレンズ系は薄いレンズとは考えられない。厚いレンズの場合には,特殊な点として主点を考えれば,薄いレンズと同様に扱うことができる。これには前主点と後主点とがある(図₂⊖₃)。図 2‒2 第一次屈折要素(上図の他に角膜,前房,水晶体,硝子体の屈折率)もの知りコラム ● 解剖学的には前房深度は角膜後面から水晶体前面までの距離であるが,光学的には一般に角チェックポイント 2 眼の屈折系

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る