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り少なく、1%前後とみられています。つまり耳鳴りがあっても、耳鳴りの苦痛度が低い患者さんがかなりの割合でいると考えられ、その場合は、自然と耳鳴りに順応して苦痛に感じなくなっていると考えられています。したがって、現時点では耳鳴りを完全に消すことは難しいと考えられていますが、耳鳴りに順応することで、その苦痛度が低くなることは十分に可能と考えられます。参考文献1)日本聴覚医学会編:耳鳴診療ガイドライン2019年版.金原出版.2019.61Q4-1

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