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エビデンスレベルは,下記に示す分類を用いた。エビデンスのレベル1a:ランダム化比較試験のメタアナリシス1b:少なくとも一つのランダム化比較試験2a:ランダム割付を伴わない同時コントロールを伴うコホート研究(前向き研究,prospectivestudy,concurrentcohortstudyなど)2b:ランダム割付を伴わない過去のコントロールを伴うコホート研究(historicalco-hortstudy,retrospectivecohortstudyなど)3:ケース・コントロール研究(後ろ向き研究)4:処置前後の比較などの前後比較,対照群を伴わない研究5:症例報告,ケースシリーズ6:専門家個人の意見(専門家委員会報告を含む)CQの推奨と推奨度の決定には,AMED研究班の班会議で班員ごとにエビデンスのレベル,エビデンスの質,エビデンスの一貫性(複数の研究による支持),臨床的有用性,臨床上の適応性,害やリスクに関するエビデンスを考慮し,検討を行い,無記名で投票を行った。その投票結果を基にガイドライン作成委員会が総合的に判断し決定した。推奨度は下記に示す分類を用いた。推奨度グレードA:行うよう強く勧められるグレードB:行うよう勧められるグレードC1:行うことを考慮してもよいが,十分な科学的根拠がないグレードC2:科学的根拠がないので,勧められないグレードD:行わないよう勧められる89.エビデンスの評価10.推奨および推奨度の決定基準

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