1①②22固視する1)(前庭動眼反射の適応)(図2-1)。図2-1 座位 頭部運動訓練レベル1①真正面に腕を伸ばし目の高さに位置した視標(親指またはカード)をしっかり見ながら頭部を左右水平回転させる。② 真正面に腕を伸ばし目の高さに位置した視標(親指またはカード)をしっかり見ながら頭部を上下垂直回転させる。訓練動画QRコード【頭部運動訓練 yaw VOR×1】図2-1-①【頭部運動訓練 pitch VOR×1】図2-1-②※ 本書の訓練動画は「目白大学耳科学研究所クリニックの公式チャンネル」より許可を得て掲載しています。動画はYouTubeまたは配信者の都合により閲覧できなくなる可能性もあります。ご留意ください。上下垂直回転時は横親指でもよい。ゆっくりとした頭部回転から開始し,次第に周波数を増加させて 1 Hz 以上の高周波数で頭部を回転させることを目標とする。・頭を振る角度は30度くらい,30秒から1分間を目標とする。・ 視標がしっかり見えなかったり視標がブレてしまったりするときは,頭の回転速度を遅くしたり頭部運動範囲を狭くしたりする。・ 訓練後めまい感が1分程度で軽快するくらいが適切な刺激強度である。15分以上めまいが長引くときは回転速度を遅くしたり時間を短くしたりする。■ 頭部をyaw(左右水平回転)またはpitch(上下垂直回転)方向に回転させて固定視標を座位 頭部運動訓練
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