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2 年齢別人口(人口構造)6,049万2千人,女6,385万9千人)となった。現在までの人口増減の動向をみ35)年には0.84%となった。その後上昇し,1971~1974(昭和46~49)年には この国勢調査の主な調査項目は,  ①人口:性,年齢,出産児数,現在児数など  ②人類:人種,国籍など  ③社会:職業,従業上の地位,所属産業など  ④経済:世帯上の地位,配偶関係,居住期間,教育状態などである。これらの調査結果は人口構造,人口密度,人口地理的分布,完全生命表などの作成に利用されている。 わが国の総人口は,2023(令和5)年10月1日現在,1億2,435万2千人(男ると,1年間の増減率は,戦中・戦後に大きく上下したのち低下し,1960(昭和戦後の第二次ベビーブーム期に生まれた女子が出生力の高い年齢に達したことにより 1.4%に増加した。しかし1973(昭和48)年をピークとして出生率が低下すると,人口増減率も再び低下し,2005(平成17)年は戦後初めての人口減少となった。その後は横ばいで推移したが,2011(平成23)年以降は減少傾向が続いている(表2-2)。 年齢階級別人口を性別に棒グラフで図示したものを人口ピラミッドという。人口ピラミッドは,各時代の社会情勢の影響による出生や死亡状況を反映している。 2023(令和5)年のわが国の人口ピラミッドは,図2-1のように74~76歳と総人口1)(千人)昭和25年(’50)資料 総務省統計局「国勢調査報告」 *は「人口推計」1)各年10月1日現在人口(昭和45年までは沖縄県を含まない)2)人口増減率は,前年10月から当年9月までの増減数を前年人口で除したもの。3)人口密度は国勢調査(総務省統計局)による。厚生労働統計協会編:国民衛生の動向,2024/2025表2-2 わが国の人口の推移人口増減率2)(%)83,2001.7593,419  35  (’60)  45  (’70)103,720  55  (’80)117,060平成 2  (’90)123,611  12  (’00)126,926  22  (’10)128,057  27  (’15)127,095令和 2  (’20)126,146   4  (’22)*124,947   5  (’23)*124,3520.841.150.780.330.200.02△0.11△0.32△0.44△0.481 人口静態統計人口密度3)(1 km2当たり)人口性比(女100対男)22696.3253280314332340343341338……96.596.496.996.595.894.894.894.794.794.717▶▶

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