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細菌感染症++皮膚科の臨床 Vol.64 No.5 2022表3混合感染レンサ球菌感染クロストリジウム感染Aeromonas hydrophila305913きである。現在のガイドラインでは,バンコマイシン(バンコマイシン®)またはリネゾリド(ザイボックス®)に加えて,ピペラシリン—タゾバクタム(ゾシン®),カルバペネム系抗菌薬[(メロペネム(メロペン®)],イミペネム・シラスタチン(チエナム®),またはセフトリアキソン(ロセフィン®),メトロニダゾール(フラジール®)のいずれかの治療法が推奨される。b)レンサ球菌感染 A群連鎖球菌感染症には,クリンダマイシン第1選択薬ピペラシリン・タゾバクタム3.37 g・6~8時間ごと静注バンコマイシンイミペネムメロペネムErtapenemセフォタキシム+メトロニダゾールまたはクリンダマイシンペニシリンクリンダマイシン黄色ブドウ球菌感染Nafcillin*Oxacillin*セファゾリンバンコマイシン(MRSA)30 mg/kg/日・分2・静注クリンダマイシンクリンダマイシン+ペニシリンドキシサイクリン+シプロフロキサシンまたはセファトリアキソンドキシサイクリン+セフトリアキソンまたはセフォタキシム成人投与量30 mg/kg/日・分2・静注1 g・6~8時間ごと・静注1 g・6~8時間ごと・静注1 g/日・静注2 g・6時間ごと・静注500 mg・6時間ごと・静注600~900 mg・8時間ごと・静注10~13 mg/kg/dose・8時間ごと・静注200~400万単位・4~6時間ごと・静注600~900 mg・8時間ごと・静注10~13 mg/kg/dose・8時間ごと・静注1~2 g・4時間ごと・静注1~2 g・4時間ごと・静注1 g・8時間ごと・静注600~900 mg・8時間ごと・静注10~13 mg/kg/dose・8時間ごと・静注600~900 mg・8時間ごと・静注10~13 mg/kg/dose・8時間ごと・静注200~400万単位・4~6時間ごと・静注100 mg・12時間ごと・静注500 mg・12時間ごと・静注1~2 g ・24時間ごと・静注100 mg・12時間ごと・静注1~2 g ・24時間ごと・静注小児投与量60~75 mg/kg/dose 6時間ごと・静注(ピペラシリン)10~13 mg/kg/dose・8時間ごと・静注20 mg/kg/dose・8時間ごと・静注15 mg/kg/dose・12時間ごと・静注50 mg/kg/dose・6時間ごと・静注7.5 mg/kg/dose・6時間ごと・静注6~10万単位/kg/dose・6時間ごと・静注バンコマイシン,リネゾリド,キヌプリスチン/ダルホプリスチン,ダプトマイシン50 mg/kg/dose・6時間ごと・静注50 mg/kg/dose・6時間ごと・静注33 mg/kg/dose・8時間ごと・静注15 mg/kg/dose・6時間ごと・静注6~10万単位/kg/dose・6時間ごと・静注推奨しない(重篤な場合以外)推奨しない(重篤な場合以外)ペニシリンhypersensitivityクリンダマイシンまたはメトロニダゾール+アミノグリコシドまたはフルオロキノロンバンコマイシン,リネゾリド,キヌプリスチン/ダルホプリスチン,ダプトマイシン(文献15)をもとに作成)Vibrio vulnificus壊死性皮膚軟部組織感染症の治療ガイドライン

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