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*Kazue NISHIOKA, Akiko KOIZUMI & Yuko TAKITA,ジョイ皮ふ科クリニックKEY WORDSⅠⅡ美容師の方に接触皮膚炎が多いのは有名だね。調理・飲食関連でも多くみられるよ。覚えておきたい職業性アレルギーについて解説するね。 理・美容師,看護師,調理・炊事・皿洗い業に多いとされ1),職業により発生頻度は異なるが,あらゆる職業で発生し得る。またCOVID‒19が蔓延したことにより医療従事者の手湿疹の増加が報告され2),地域の産業構造の違いにより工場従事者の多い地域では関連する職業性接触皮膚炎が多くみられる3)。さらにネイリスト,アロマセラピスト,介護職など新たな職種の増加や,研究開発従事者などの新たな化学物質に接触する職種には新たな接触皮膚炎が発症する。接触アレルギーを発症する職業とその原因となる職場での接触原,原因アレルゲンについて概略をつかんでおくことは,患者を前にしたときに役立つ(表1)4)。 今回,当院での2018~2022年の5年間における職業性接触皮膚炎について検討した。パッチテストの結果に基づきアレルギー性接触皮膚炎と診断した症例は48例(男性15例,女性33例,19~78歳,平均40.7歳)であり,職業は美容師15例,工業・建設業10例,看護師7例,食品関連業(食品製造,販売,調理)5例,看護師以外の医療従事者(歯科医療従事者,臨床検査技師,介護職)5例,産業廃棄物処理業2例,材木処理業,浄化槽点検作業員,スーパーマーケット勤務,自動車整備従事者が各1例と多岐にわたっていた。 アレルギー性接触皮膚炎でもっとも多い発症部位は手部であり,次いで上肢,顔面である。職業,接触皮膚炎,アレルギー,手袋,美容師アレルギーによる皮膚疾患が多い職業を知りたいです。美容師の方に多いのは知っているのですが……。西岡 和恵* 小泉 明子* 瀧田 祐子*934934246アドバンストステージどのような職業にアレルギーが多いのかどのような症状をみたときに職業性アレルギーを疑うか疾患職業性アレルギー

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