細胞診ガイドライン2 乳腺・皮膚・軟部骨 2015年版 乳腺/皮膚/軟部骨

全身26領域の細胞診を全5巻にまとめた学会初のガイドライン

編 集 日本臨床細胞学会
定 価 6,050円
(5,500円+税)
発行日 2015/03/31
ISBN 978-4-307-05044-9

B5判・250頁

在庫状況 あり

全身26領域の細胞診を全5巻にまとめた学会初のガイドライン。本書には、全領域共通の「細胞標本作製法」のほか、「乳腺」「皮膚」「軟部骨」を収載。各臓器の特異性に配慮し、臓器ごとに、検体採取法などの基礎的知識から、疾患の理解や診断・治療に必要な最新の分子病理学的知見までを、多数の細胞像カラー図譜を用いて解説。近年、急速に進歩する細胞診の知識を整理し、現在のスタンダードを理解するために必携の一冊。
■細胞標本作製法
A.塗抹固定法
B.染色法

■乳 腺
総論
A.検体採取法
B.検体処理法
C.病理組織学的分類
D.報告様式
E.細胞の見方と判定法
F.乳頭分泌物
G.術中迅速細胞診・穿刺針洗浄法・LBC法
各論
A.炎症性疾患
B.乳腺症(mastopathy)
C.上皮性良性腫瘍
D.非浸潤性乳管癌(noninvasive ductal carcinoma、 ductal carcinoma in situ ; DCIS)
E.浸潤性乳管癌(invasive ductal carcinoma)
F.特殊型乳癌
G.乳房Paget病(Paget?s disease)
H.結合織性および上皮性混合腫瘍
I.非上皮性腫瘍
J.腫瘍性病変・その他の病変
図譜

■皮 膚
総論
A.正常皮膚の構造
B.皮膚細胞診の特殊性と問題点
C.検体採取法と標本作製法
D.判定法
各論
A.非腫瘍性病変(non-neoplastic diseases)
B.腫瘍および腫瘍様病変(neoplastic and tumor-like lesions)
図譜

■軟部骨
総論
A.軟部骨腫瘍の病理と臨床像
B.軟部骨腫瘍細胞診の手技、臨床的意義(診断精度)
C.軟部骨腫瘍細胞診の手順
D.軟部骨腫瘍の細胞診の目的
各論
A.軟部骨腫瘍
B.骨腫瘍
図譜


索引