マンモグラフィ診断の進め方とポイント 第4版

最新ガイドラインに沿った改訂。簡潔明瞭!読影力UPに好適!

編 著 東野 英利子 / 角田 博子 / 秋山 太
定 価 6,600円
(6,000円+税)
発行日 2013/09/10
ISBN 978-4-307-20313-5

B5判・288頁・図数:700枚・カラー図数:50枚

在庫状況 なし

最新『マンモグラフィガイドライン』に沿った改訂版。「撮影法」「読影の基本」「病変の位置」「所見用語」「読影」「病理」に分けて診断の進め方を丁寧に説明し、さらに実践的な85症例について診断に至る経緯を理論的に解説している。初学者にも読影認定医試験ステップアップにも好適の一冊。掲載マンモグラムをデジタル画像に刷新し、病理はカラー写真を採用した。さらにネットで見る画像拡大サービスもついている。
1.基本的撮影法と追加撮影法
 I.基本的撮影法(MLO撮影およびCC撮影)
  1)よいマンモグラフィとは?
  2)MLO撮影において重要なことは?
  3)CC撮影において重要なことは?
 II.追加撮影法
  1)ML(mediolateral)撮影
  2)外側強調(exaggerated)CC撮影
  3)spot撮影
  4)拡大撮影
 III.撮影条件

2.乳房の正常構造
  1)正常乳房のマンモグラフィ
  2)乳房の構成とバリエ−ション
  3)乳房の微細構造

3.マンモグラム読影にあたっての基本事項
  1)ハ−ドコピ−診断(フィルムに焼き付けた読影の場合)
  2)ソフトコピ−診断(モニタ診断)

4.病変の位置
  1)1方向撮影の場合
  2)2方向撮影の場合

5.読影と所見用語の説明
 I.腫瘤
 II.石灰化
 III.その他の所見

6.マンモグラム読影の実際
 I.腫瘤
  1)境界明瞭平滑な腫瘤
  2)微細分葉状、微細鋸歯状、境界不明瞭な腫瘤
  3)スピキュラを伴う腫瘤
 II.石灰化
 III.その他の所見
 IV.総合判定

7.病理
 I.腫瘤
  1)境界明瞭平滑な腫瘤
  2)微細分葉状、微細鋸歯状、境界不明瞭な腫瘤
  3)スピキュラを伴う腫瘤
 II.石灰化
  1)壊死型
  2)分泌型
  3)間質型
 III.その他の所見
  1)構築の乱れ

8.症例
 腫瘤1〜21
 石灰化1〜25
 その他の所見
  構築の乱れ1〜13
  FAD(局所的非対称性陰影)1〜9
 術後1〜10
 正常バリエ−ション等1〜7

Appendix
 no.1 デジタルマンモグラフィの撮影条件
 no.2 カテゴリ−判定
 no.3 腫瘤と局所的非対称性陰影(focal asymmetric density:FAD)と乳腺の一部との鑑別法
 no.4 乳癌のサブタイプ分類
 no.5 組織学的治療効果の判定基準
 no.6 乳癌の進展範囲と画像診断
 no.7 ステレオガイド下吸引式組織生検について
 no.8 石灰化を指標とした針生検の病理診断
 no.9 “Milky way”と“No man’s land”