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患者さんと家族のための肺がんガイドブック 2025年版 胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む
肺がん治療に関する様々な疑問に答えます!患者さん・ご家族の必読書
 
				| 編 集 | 日本肺癌学会 | 
|---|---|
| 定 価 | 2,530円 (2,300円+税) | 
| 発行日 | 2025/11/13 | 
| ISBN | 978-4-307-20503-0 | 
B5判・232頁・図数:3枚・カラー図数:72枚
| 在庫状況 | なし | 
|---|
		肺がん治療の正しい知識と最新情報に加え、生活や仕事に関する不安に対して、専門家がQ&A形式で丁寧に解説します。Q&Aの掲載順や章構成を見直して、より読みやすい流れにしました。適切な治療を受け、肺がん治療と上手に付き合うための知識が得られます。肺がんのほか、胸膜中皮腫・胸腺腫瘍についても詳しく記載しています。前版から巻頭に掲載している肺がん治療のロードマップ、巻末の薬剤一覧・情報窓口一覧もぜひご活用ください。
		●肺の解剖
●肺がん治療のロードマップ
●はじめに
●本書の使い方
第1章 がんと診断されたら、まず知って欲しいこと
Q1 とにかく不安で、何から考えてよいかわかりません。どうすればよいでしょうか
Q2 病院はどのように選んだらよいでしょうか
Q3 担当医と話し合うときに、聞くべきこと、準備すべきことはありますか
Q4 治療法はだれがどのように決めるのですか
Q5 現在の治療方針でよいのか不安です。別の病院に相談できないでしょうか 〜セカンドオピニオン〜
Q6 治療にかかる費用が心配です。使える制度などがあれば教えてください
Q7 治療を受けながら現在の仕事を続けたり、別の職場に就職することはできるでしょうか
Q8 このガイドブックだけではもの足りません。どのように情報を集めればよいですか
Q9 インターネットには情報があふれていて、どれが正しいのかわかりません。良い情報、誤った情報を見分けるコツはありますか
Q10 タバコの影響について教えてください
Q11 肺がん患者さんを支援するような仕組みや団体はあるのでしょうか
Q12 子どもや両親、パートナーにはどのように伝えればよいでしょうか
Q13 がんになっても子どもを持つことはできますか
Q14 「人生会議」をするタイミングなのでしょうか 〜ACP(アドバンス・ケア・プランニング)〜
第2章 肺がんの診断に必要な検査(胸膜中皮腫、胸腺腫含む)
Q15 健康診断あるいは検診結果が「要精査」「病院で検査を受けるように」となっていました。どうすればよいでしょうか
Q16 肺がんかどうかを調べるための検査について教えてください
Q17 経過観察といわれましたが大丈夫でしょうか
Q18 検査による被ばくが心配ですが大丈夫でしょうか
Q19 血液検査だけでがんかどうかはわからないのでしょうか 〜腫瘍マーカー〜
Q20 細胞や組織を詳しく調べることで何がわかるのでしょうか
Q21 肺以外も調べるのですか 〜病期診断のための検査〜
Q22 ゲノム医療、プレシジョンメディシン、がん遺伝子パネル検査という言葉をニュースなどで見かけるのですが、私にも関係あるでしょうか
第3章 治療の概要
Q23 肺がんの治療にはどのようなものがありますか
Q24 この治療が標準治療といわれました。もっと良い治療があるのでしょうか。臨床試験、治験とはどう違うのでしょうか
Q25 治療はいつまで続けるのでしょうか。また、治療が効かなかった場合や再発・再燃したときはどうなるのでしょうか
Q26 ほとんど寝たきりの生活ですが、治療は受けられますか
Q27 「治療法がない」「治療をしないほうがよい」といわれました。どうすればよいでしょうか
3-1 外科治療
Q28 手術だけで治りますか?
3-2 放射線療法
Q29 放射線療法はどのような治療法ですか
Q30 放射線の線量とは何のことですか。肺がんではどれくらいの線量や回数をあてるのですか
Q31 放射線療法の実際、治療の流れについて教えてください
Q32 放射線療法の方法や選び方について教えてください
Q33 放射線療法に伴う合併症について教えてください
3-3 薬物療法
Q34 肺がんの治療薬にはどのようなものがありますか
Q35 抗がん剤治療(化学療法)はどのような治療ですか
Q36 抗がん剤治療(化学療法)はつらいと聞きましたが副作用について教えてください。また、何を注意しておけばよいのでしょうか
Q37 分子標的治療とはどのような治療ですか
Q38 分子標的治療薬の副作用や注意したほうがよいことにはどのようなものがあるでしょうか
Q39 免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬とはどのような治療ですか
Q40 免疫チェックポイント阻害薬の副作用や注意したほうがよいことにはどのようなものがあるでしょうか
3-4 緩和ケア
Q41 緩和ケアとはどのようなものですか。どうすれば受けられるのでしょうか
Q42 緩和ケアを受ける場合の療養場所についても教えてください
3-5 リハビリテーション
Q43 がんの治療中にリハビリテーションを行ったほうがよいのですか
第4章 症状がある場合、転移がある場合の治療
Q44 つらい痛みがあります。痛みはとれるでしょうか
Q45 モルヒネ、麻薬を使うといわれました。副作用や中毒が心配です
Q46 呼吸が苦しいのですが、やわらげることはできますか
Q47 気分が落ち込んで憂うつになったり、不安で眠れなかったりイライラしたりします。どうすればよいですか
Q48 痛みが強く、骨に転移しているといわれましたが対処方法はあるのでしょうか 〜骨転移〜
Q49 脳に転移しているといわれましたが、どのような治療が行われるのでしょうか 〜脳転移〜
Q50 胸水がたまっているといわれました。どのような症状が出ますか。治療はできますか〜がん性胸膜炎〜
Q51 肺がんによる症状で、緊急に治療が必要なものがありますか
第5章 肺がんについて
Q52 「肺がん」とはどのような病気ですか
Q53 肺がんの種類はいくつかあるのでしょうか
Q54 肺がんになるとどのような症状が現れるのですか
Q55 肺がんが転移しやすい場所と症状について教えてください
Q56 肺がんの治療はどのように決めていくのですか 〜臨床病期(ステージ)と治療選択〜
第6章 非小細胞肺がんの治療
6-1 外科治療(手術)が中心となる治療
Q57 手術が可能かどうかはどのように決めていくのですか
Q58 肺がんではどのような手術をするのですか
Q59 手術の前に放射線療法や薬物療法を行うことはありますか
Q60 手術後に追加治療が必要となるのはどのような場合ですか
Q61 手術後にはどのようなことに気をつければよいですか
Q62 手術後に再発した場合の治療について教えてください
6-2 放射線療法が中心となる治療
Q63 放射線療法のみを行うこともあるのでしょうか
Q64 放射線療法と薬物療法の併用を勧められました。具体的なやり方を教えてください
Q65 抗がん剤治療(化学療法)と放射線療法の併用療法の副作用にはどのようなものがありますか
Q66 放射線療法後に再発した場合の治療について教えてください
6-3 薬物療法のみの治療
Q67 薬物療法だけで肺がんは治るのでしょうか。手術はできないのでしょうか
Q68 さまざまな薬の中から、私に適した治療はどのように決まるのでしょうか
Q69 EGFR遺伝子変異陽性の肺がんといわれましたが、どのような治療があるのでしょうか
Q70 薬物療法はいつまで続けるのでしょうか
Q71 治療の効果はどのようにみていくのですか。効果がなくなったときにはどうするのでしょうか
第7章 小細胞肺がんの治療
Q72 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか
Q73 限局型小細胞肺がんといわれました。どのような状態でしょうか
Q74 限局型小細胞肺がんにはどのような治療法がありますか
Q75 化学放射線療法でがんは小さくなりました。再発予防の治療は必要ないのですか
Q76 進展型小細胞肺がんといわれました。どのような状態なのでしょうか
Q77 進展型小細胞肺がんにはどのような治療法があり、私には何が最適なのでしょうか
Q78 小細胞肺がんでは分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬は使われないのでしょうか
Q79 小細胞肺がんが再発したといわれました。治療はできますか
第8章 胸膜中皮腫
Q80 胸膜中皮腫とはどのような病気ですか
Q81 アスベストが原因なのでしょうか
Q82 診断はどのように行われるのでしょうか
Q83 治療はどのようなものがありますか
Q84 救済制度があると聞いたのですが、申請の手順などを教えてください
第9章 胸腺腫瘍(胸腺腫・胸腺がん)
Q85 胸腺腫、胸腺がんとはどのような病気ですか
Q86 診断はどのように行われるのでしょうか
Q87 治療はどのようなものがありますか
第10章 生活上のアドバイス
Q88 地元の医院で糖尿病・高血圧症をみてもらっています。血圧が高いとき、風邪気味のときなど、どうしたらよいでしょうか
Q89 統合医療、補完代替療法について教えてください(サプリメント、アロマセラピー、漢方など)
Q90 サプリメントを飲みたいのですが、担当医には言い出しにくいので、こっそり使っても大丈夫でしょうか
Q91 免疫力を上げたほうがよいと聞いたのですが、そのような方法はありますか
Q92 薬物療法を受けていますが、家族に影響が出るようなことはないのでしょうか
Q93 髪の毛が抜けたり、肌の荒れや爪の変形が気になります。何かできることはあるでしょうか
Q94 口内炎がつらいです。やわらげることはできますか
Q95 食欲がありません。どんどんやせてきて心配です
Q96 通院で治療することになりました。注意することはありますか
Q97 家族はどのように支えていけばよいでしょうか
Q98 病院での感染が心配です。また、ワクチン接種はどうすればよいでしょうか
●肺がん治療に使用される薬剤一覧
●情報窓口一覧
●索引
●作成委員
●利益相反(COI)開示
●肺がん治療のロードマップ
●はじめに
●本書の使い方
第1章 がんと診断されたら、まず知って欲しいこと
Q1 とにかく不安で、何から考えてよいかわかりません。どうすればよいでしょうか
Q2 病院はどのように選んだらよいでしょうか
Q3 担当医と話し合うときに、聞くべきこと、準備すべきことはありますか
Q4 治療法はだれがどのように決めるのですか
Q5 現在の治療方針でよいのか不安です。別の病院に相談できないでしょうか 〜セカンドオピニオン〜
Q6 治療にかかる費用が心配です。使える制度などがあれば教えてください
Q7 治療を受けながら現在の仕事を続けたり、別の職場に就職することはできるでしょうか
Q8 このガイドブックだけではもの足りません。どのように情報を集めればよいですか
Q9 インターネットには情報があふれていて、どれが正しいのかわかりません。良い情報、誤った情報を見分けるコツはありますか
Q10 タバコの影響について教えてください
Q11 肺がん患者さんを支援するような仕組みや団体はあるのでしょうか
Q12 子どもや両親、パートナーにはどのように伝えればよいでしょうか
Q13 がんになっても子どもを持つことはできますか
Q14 「人生会議」をするタイミングなのでしょうか 〜ACP(アドバンス・ケア・プランニング)〜
第2章 肺がんの診断に必要な検査(胸膜中皮腫、胸腺腫含む)
Q15 健康診断あるいは検診結果が「要精査」「病院で検査を受けるように」となっていました。どうすればよいでしょうか
Q16 肺がんかどうかを調べるための検査について教えてください
Q17 経過観察といわれましたが大丈夫でしょうか
Q18 検査による被ばくが心配ですが大丈夫でしょうか
Q19 血液検査だけでがんかどうかはわからないのでしょうか 〜腫瘍マーカー〜
Q20 細胞や組織を詳しく調べることで何がわかるのでしょうか
Q21 肺以外も調べるのですか 〜病期診断のための検査〜
Q22 ゲノム医療、プレシジョンメディシン、がん遺伝子パネル検査という言葉をニュースなどで見かけるのですが、私にも関係あるでしょうか
第3章 治療の概要
Q23 肺がんの治療にはどのようなものがありますか
Q24 この治療が標準治療といわれました。もっと良い治療があるのでしょうか。臨床試験、治験とはどう違うのでしょうか
Q25 治療はいつまで続けるのでしょうか。また、治療が効かなかった場合や再発・再燃したときはどうなるのでしょうか
Q26 ほとんど寝たきりの生活ですが、治療は受けられますか
Q27 「治療法がない」「治療をしないほうがよい」といわれました。どうすればよいでしょうか
3-1 外科治療
Q28 手術だけで治りますか?
3-2 放射線療法
Q29 放射線療法はどのような治療法ですか
Q30 放射線の線量とは何のことですか。肺がんではどれくらいの線量や回数をあてるのですか
Q31 放射線療法の実際、治療の流れについて教えてください
Q32 放射線療法の方法や選び方について教えてください
Q33 放射線療法に伴う合併症について教えてください
3-3 薬物療法
Q34 肺がんの治療薬にはどのようなものがありますか
Q35 抗がん剤治療(化学療法)はどのような治療ですか
Q36 抗がん剤治療(化学療法)はつらいと聞きましたが副作用について教えてください。また、何を注意しておけばよいのでしょうか
Q37 分子標的治療とはどのような治療ですか
Q38 分子標的治療薬の副作用や注意したほうがよいことにはどのようなものがあるでしょうか
Q39 免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬とはどのような治療ですか
Q40 免疫チェックポイント阻害薬の副作用や注意したほうがよいことにはどのようなものがあるでしょうか
3-4 緩和ケア
Q41 緩和ケアとはどのようなものですか。どうすれば受けられるのでしょうか
Q42 緩和ケアを受ける場合の療養場所についても教えてください
3-5 リハビリテーション
Q43 がんの治療中にリハビリテーションを行ったほうがよいのですか
第4章 症状がある場合、転移がある場合の治療
Q44 つらい痛みがあります。痛みはとれるでしょうか
Q45 モルヒネ、麻薬を使うといわれました。副作用や中毒が心配です
Q46 呼吸が苦しいのですが、やわらげることはできますか
Q47 気分が落ち込んで憂うつになったり、不安で眠れなかったりイライラしたりします。どうすればよいですか
Q48 痛みが強く、骨に転移しているといわれましたが対処方法はあるのでしょうか 〜骨転移〜
Q49 脳に転移しているといわれましたが、どのような治療が行われるのでしょうか 〜脳転移〜
Q50 胸水がたまっているといわれました。どのような症状が出ますか。治療はできますか〜がん性胸膜炎〜
Q51 肺がんによる症状で、緊急に治療が必要なものがありますか
第5章 肺がんについて
Q52 「肺がん」とはどのような病気ですか
Q53 肺がんの種類はいくつかあるのでしょうか
Q54 肺がんになるとどのような症状が現れるのですか
Q55 肺がんが転移しやすい場所と症状について教えてください
Q56 肺がんの治療はどのように決めていくのですか 〜臨床病期(ステージ)と治療選択〜
第6章 非小細胞肺がんの治療
6-1 外科治療(手術)が中心となる治療
Q57 手術が可能かどうかはどのように決めていくのですか
Q58 肺がんではどのような手術をするのですか
Q59 手術の前に放射線療法や薬物療法を行うことはありますか
Q60 手術後に追加治療が必要となるのはどのような場合ですか
Q61 手術後にはどのようなことに気をつければよいですか
Q62 手術後に再発した場合の治療について教えてください
6-2 放射線療法が中心となる治療
Q63 放射線療法のみを行うこともあるのでしょうか
Q64 放射線療法と薬物療法の併用を勧められました。具体的なやり方を教えてください
Q65 抗がん剤治療(化学療法)と放射線療法の併用療法の副作用にはどのようなものがありますか
Q66 放射線療法後に再発した場合の治療について教えてください
6-3 薬物療法のみの治療
Q67 薬物療法だけで肺がんは治るのでしょうか。手術はできないのでしょうか
Q68 さまざまな薬の中から、私に適した治療はどのように決まるのでしょうか
Q69 EGFR遺伝子変異陽性の肺がんといわれましたが、どのような治療があるのでしょうか
Q70 薬物療法はいつまで続けるのでしょうか
Q71 治療の効果はどのようにみていくのですか。効果がなくなったときにはどうするのでしょうか
第7章 小細胞肺がんの治療
Q72 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか
Q73 限局型小細胞肺がんといわれました。どのような状態でしょうか
Q74 限局型小細胞肺がんにはどのような治療法がありますか
Q75 化学放射線療法でがんは小さくなりました。再発予防の治療は必要ないのですか
Q76 進展型小細胞肺がんといわれました。どのような状態なのでしょうか
Q77 進展型小細胞肺がんにはどのような治療法があり、私には何が最適なのでしょうか
Q78 小細胞肺がんでは分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬は使われないのでしょうか
Q79 小細胞肺がんが再発したといわれました。治療はできますか
第8章 胸膜中皮腫
Q80 胸膜中皮腫とはどのような病気ですか
Q81 アスベストが原因なのでしょうか
Q82 診断はどのように行われるのでしょうか
Q83 治療はどのようなものがありますか
Q84 救済制度があると聞いたのですが、申請の手順などを教えてください
第9章 胸腺腫瘍(胸腺腫・胸腺がん)
Q85 胸腺腫、胸腺がんとはどのような病気ですか
Q86 診断はどのように行われるのでしょうか
Q87 治療はどのようなものがありますか
第10章 生活上のアドバイス
Q88 地元の医院で糖尿病・高血圧症をみてもらっています。血圧が高いとき、風邪気味のときなど、どうしたらよいでしょうか
Q89 統合医療、補完代替療法について教えてください(サプリメント、アロマセラピー、漢方など)
Q90 サプリメントを飲みたいのですが、担当医には言い出しにくいので、こっそり使っても大丈夫でしょうか
Q91 免疫力を上げたほうがよいと聞いたのですが、そのような方法はありますか
Q92 薬物療法を受けていますが、家族に影響が出るようなことはないのでしょうか
Q93 髪の毛が抜けたり、肌の荒れや爪の変形が気になります。何かできることはあるでしょうか
Q94 口内炎がつらいです。やわらげることはできますか
Q95 食欲がありません。どんどんやせてきて心配です
Q96 通院で治療することになりました。注意することはありますか
Q97 家族はどのように支えていけばよいでしょうか
Q98 病院での感染が心配です。また、ワクチン接種はどうすればよいでしょうか
●肺がん治療に使用される薬剤一覧
●情報窓口一覧
●索引
●作成委員
●利益相反(COI)開示
		 日本肺癌学会は「肺がんおよびこれに関する領域の研究の進歩ならびに知識を普及することを通じて、患者さんをはじめ広く人類の健康と福祉の増進に寄与すること」を目的として活動しています。この活動のひとつとして医師向けの「肺癌診療ガイドライン」を定期的に改訂、発行してきました。2019年に初版を発行して以来、急速な肺がん治療の進歩に合わせて改訂を重ねており、このたび2025年版が出版されます。
今回もこれまで同様に、患者さんに最適な肺がん医療を受けていただくために、医師向けの「肺癌診療ガイドライン」に準拠した患者さん、家族向けのガイドブックを作成しました。このガイドブックは、読んでいただく患者さんの疑問や不安に応えるものでなければなりません。そこで、専門家集団「日本肺癌学会」の学術的見解をもとにして本書を作成しております。
また昨今、肺がんの治療は近年の医学の進歩に伴い急速に発展していることから、最新の情報を皆さまにお届けするために、2年ごとの書籍版に加え、インターネットで閲覧できるWEB版も作成し、毎年最新の肺がん情報をお届けするようにいたしました。
2025年の改訂では、以下の点に配慮しています。
(1)肺がん、胸膜中皮腫、胸腺腫瘍に共通する項目をすべて前半に配置するように構成を変更
(2)EGFR遺伝子変異陽性肺がんについて独立したQ&Aを追加
(3)周術期(肺がん手術前後)の治療を整理
(4)企画段階から編集・発行まで、肺がん、胸膜中皮腫、胸腺腫瘍の患者さんにも参加していただくこと
さまざまな医療情報があふれ、情報の選択が大切になるなか、本書をご利用いただき適切な肺がん医療情報を参考にしていただけましたら幸甚です。
2025年10月
特定非営利活動法人日本肺癌学会
理事長 山本 信之
		今回もこれまで同様に、患者さんに最適な肺がん医療を受けていただくために、医師向けの「肺癌診療ガイドライン」に準拠した患者さん、家族向けのガイドブックを作成しました。このガイドブックは、読んでいただく患者さんの疑問や不安に応えるものでなければなりません。そこで、専門家集団「日本肺癌学会」の学術的見解をもとにして本書を作成しております。
また昨今、肺がんの治療は近年の医学の進歩に伴い急速に発展していることから、最新の情報を皆さまにお届けするために、2年ごとの書籍版に加え、インターネットで閲覧できるWEB版も作成し、毎年最新の肺がん情報をお届けするようにいたしました。
2025年の改訂では、以下の点に配慮しています。
(1)肺がん、胸膜中皮腫、胸腺腫瘍に共通する項目をすべて前半に配置するように構成を変更
(2)EGFR遺伝子変異陽性肺がんについて独立したQ&Aを追加
(3)周術期(肺がん手術前後)の治療を整理
(4)企画段階から編集・発行まで、肺がん、胸膜中皮腫、胸腺腫瘍の患者さんにも参加していただくこと
さまざまな医療情報があふれ、情報の選択が大切になるなか、本書をご利用いただき適切な肺がん医療情報を参考にしていただけましたら幸甚です。
2025年10月
特定非営利活動法人日本肺癌学会
理事長 山本 信之



 
			 
			 
			