実践の骨折治療
患者の疑問と治療者の悩み
著 |
加藤 佑吾 |
定 価 |
7,700円 (7,000円+税) |
発行日 |
2004/05/20 |
ISBN |
978-4-307-25129-7 |
B5判・136頁
■骨折治療に対する著者の情熱、執念から生み出された本書は、日常の忙しさの中で丹念に症例を記録・保存し、整理した「生きた教科書」といえるもので、治療法選択での著者の迷いや、うまくいかなかった症例も正直に掲載されている。
■前著では実際の手術手技のノウハウが具体的に語られていたが、本書では診断、それも3D−CTによる骨折診断の進歩、保存的治療のコツ、骨折の治癒過程などに多くの頁が割かれている。その上で、いろいろな患者側の質問にどう答えるか、その裏にある医師の悩みなど、実地医家の赤裸々な体験が語られている。
chap. 1 SG−肩甲帯の脱臼・骨折
chap. 2 CHST−胸郭の骨折
chap. 3 HMR−上腕骨骨折
chap. 4 ELB−肘関節内骨折
chap. 5 FA−前腕骨骨折
chap. 6 HND−手の骨折
chap. 7 PLV−骨盤の裂離骨折など
chap. 8 PFMR−大腿骨近位部骨折
chap. 9 STR−大腿骨転子下骨折
chap. 10 FS−大腿骨骨幹部骨折
chap. 11 KLL−膝〜下腿骨骨折
chap. 12 FT−足部骨折
chap. 13 INST−手術機械
chap. 14 MU−変形癒合骨折
chap. 15 EPLG−キャンチャー先生