小児科

腸内細菌叢―実際のところ何が重要なのか

2024年08月号(65巻 08号)

企 画
定 価 3,190円
(本体2,900円+税)
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特集 腸内細菌叢−実際のところ何が重要なのか
1.小児期の腸内細菌叢の形成
赤川 翔平
2.小児における腸内細菌叢の特性および肥満や運動習慣との関連
小栗 和雄
3.アレルギーの発症予防を目的とした腸内細菌叢への介入
高増 哲也
4.肥満と腸内細菌叢
内藤 裕二
5.小児の特発性ネフローゼ症候群における腸腎連関
辻 章志
6.造血幹細胞移植における腸内細菌叢の重要性
荒 隆英
7.周産期母体腸内細菌叢の経世代的機能−子の神経系発達の観点から
栃谷 史郎
8.小児手術後の腸内細菌叢の変化と対策
金森 豊
9.腸内細菌叢解析からみた食事の重要性
田沼 直之
■目で見る小児科
体幹の不安定性の精査で発見されたtrisomy21児の頭蓋底陥入症
佐々木 勇気
■綜説
長時間作用型ヒト成長ホルモンアナログ製剤の登場
中 智晶
■社会小児科学
新生児里親委託の現状と課題
西崎 眞理
■症例
死亡後心臓超音波検査が病理解剖診断の契機となった乳児突然死の1例
飯田 尚樹
■[連載]最近の外国業績より
呼吸器
日本医科大学小児科学教室
(1)コロナ後遺症の小児における肺超音波検査:初期研究の成果
(2)小児睡眠呼吸障害に対する「モメタゾン」と「生理食塩水」鼻腔内噴霧には有効性の差異があるか
(3)健康な生後12〜23か月のRSウイルス血清陽性の小児を対象としたチンパンジー由来アデノウイルスベクター(ChAd155)RSウイルスワクチンの安全性とワクチン接種後反応
(4)感冒による急性咳嗽を有する6〜11歳の小児におけるデキストロメトルファンの鎮咳効果