特集 将来に備えて胎児環境を整える−DOHaDを学ぼう−
1. 序論:DOHaDの概念
福岡 秀興
2. DOHaDの基礎:エピジェネティクスの基礎
幸田 尚
3. DOHaDの基礎:DOHaDの分子機構
佐藤 憲子
4. DOHaDの臨床(妊娠前):妊婦の出生体重と妊娠合併症との関連
荒田 尚子
5. DOHaDの臨床(妊娠前):妊娠成立前プログラミング
佐川 典正
6. DOHaDの臨床(胎児):わが国における妊婦の栄養摂取の現状
瀧本 秀美
7. 母体の栄養環境と次世代における非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)発症リスク
伊東 宏晃
8. DOHaDの臨床(胎児):妊娠中のストレスとDOHaD
久保田 健夫
9. DOHaDの臨床(胎児):腸内細菌叢とDOHaD
山城 雄一郎
10. DOHaDの臨床(新生児):母乳栄養とDOHaD
橋本 貢士
11. DOHaDの臨床(婦人科疾患):子宮内膜症とプログラミング、DOHaD
小林 浩
12. 今後のDOHaD研究について−母子コホート研究とは何か−
吉田 穂波
■シリーズで学ぶ最新知識
産婦人科に直面する感染症の最新知識2.クラミジア感染症
野口 昌良
■診療
胎児肺嚢胞性疾患の出生前診断と生後診断および周産期経過
杉林 里佳
円錐切除後妊娠の管理についての検討
葛西 真由美
■臨床経験
当センターにおける稽留流産の治療成績 −待機的管理と外科的治療の比較−
吉野 愛
■症例
Delayed interval deliveryを行った二絨毛膜二羊膜性双胎の2例
山口 智子
■海外文献から
・ヘリコバクターピロリ感染症:妊娠中の嘔吐の重症度と出生時の有害事象の予知因子
滋賀医科大学産科婦人科学講座
・片頭痛罹患女性に対する経口避妊薬の使用と虚血性脳卒中のリスク
滋賀医科大学産科婦人科学講座