必携 産婦人科ポケット手術マニュアル
1.会陰切開・縫合術
目的
適応
種類
切開のタイミング
切開の手技
縫合
術後管理
2.帝王切開術
1)初回帝王切開術・既往帝王切開術
手術適応
手術前の確認事項
手術の種類
初回帝王切開術、手術術式(子宮深部横切開)
既往帝王切開術、手術術式の注意点
術後管理
2)前置胎盤の帝王切開術
前置胎盤に対する帝王切開の適応と施行時期
術前の準備
術中の問題とその対策
癒着胎盤を合併している場合
3.卵管結紮術
手術適応
術前準備
手術方法
術後の注意
4.子宮内容除去術
前処置としての頸管拡張(緩徐法)
子宮内容除去術
妊娠中期における子宮内容除去術
合併症
5.頸管縫縮術−シロッカー手術・マクドナルド手術
手術適応
手術施行時期
術前検査
手術の種類
シロッカー手術
マクドナルド手術
緊急縫縮術
まとめ
6.異所性妊娠手術(腹腔鏡)
手術のアプローチ
卵管摘出術
卵管温存手術
術後管理
7.吸引分娩
吸引分娩の適応と禁忌
吸引分娩の要約
総牽引時間と牽引回数
合併症
手技とコツ
8.鉗子分娩
鉗子の種類
ネーゲリ鉗子
鉗子分娩術の手順
矢状縫合が斜めの場合
まとめ
9.骨盤位の経腟分娩
経腟骨盤位分娩の適応
経腟骨盤位分娩の方法
後続児頭娩出鉗子を用いた娩出法
帝王切開時の骨盤位娩出法
10.双胎の経腟分娩
双胎妊娠の管理指針
双胎の経腟分娩管理の実際と成功のコツ
11.骨盤位外回転術
実施の時期
禁忌
術前の用意
外回転術の手技
注意点
術後の処置
12.子宮内反整復術
治療指針
用手整復術
観血的整復術
子宮全摘術
整復後の注意
13.腹式単純子宮全摘術
腹式単純子宮全摘術
逆行性子宮全摘術
14.リンパ節郭清
骨盤内リンパ節の郭清
傍大動脈リンパ節郭清
まとめ
15.広汎子宮全摘術・準広汎子宮全摘術
広汎子宮全摘術の理念と局所解剖
広汎子宮全摘術の手術手順
準広汎子宮全摘術
まとめ
16.腟式子宮全摘術
腟式子宮全摘術の適応
手術の体位は重要である
子宮腟部の輪状切開と膀胱の剥離
子宮頸部諸靭帯の切断と子宮動脈の切断・結紮
子宮体部の転脱と付属器の処理
付属器断端の腹膜外固定および止血
骨盤腹膜と腟粘膜の縫合
腟式子宮全摘術の麻酔と術後疼痛管理
17.性器脱と骨盤底弛緩の手術
骨盤底支持の評価と記載
手術の適応と修復の考え方
手術の種類と区分
子宮温存手術の系譜
各論
18.付属器摘出術
手術の適応
術前の用意
手術手技
19.卵巣嚢腫摘出術
手術の適応
術前の用意
手術の手順
術後の注意
20.腹式筋腫核出術
適応・禁忌
術前の準備
手術手技
起こりやすい合併症の回避法・修復法
術後管理
21.子宮頸部円錐切除術
子宮頸部円錐切除術の適応
実際の手技
妊娠中のレーザー円錐切除術
22.腹腔鏡下手術
1)子宮筋腫核出術
腹腔鏡下手術の適応となる子宮筋腫
腹腔鏡下子宮筋腫核出術の限界
術前の用意
トロッカーの配置
実際の手術手順
2)子宮全摘術
手術適応となる疾患
術前の用意
手術方法と手技
TLHにおける尿管損傷回避のコツ−子宮動脈本幹へのアプローチと結紮法、尿管損傷のfailsafe−
術後管理(術後の用意)
3)卵巣嚢腫摘出術
インフォームド・コンセント
適応
診断
手術
考案
23.子宮鏡下手術
1)筋腫
術前検査
手術前のGnRHアゴニスト投与
手術機器
手順と手技
術中合併症とその対策
術後管理とフォローアップ
2)子宮中隔切除
手術適応
鑑別診断に必要となる術前検査
手術に用いる器械などの準備
手術手順
術後管理
3)内腔癒着
子宮内腔癒着症とは
原因
診断
治療
実際の手技
24.卵管鏡下手術(卵管鏡下卵管形成術)
治療原理
システム機器
麻酔法
操作法
卵管内腔所見の観察
術後管理
合併症
25.子宮奇形の手術
手術適応となる子宮奇形
術前の用意
手術の種類
術後の用意
索引