特集 外科解剖学から解き明かす広汎子宮全摘出術
1. 腹腔鏡下および開腹下の子宮頸癌に対する広汎子宮全摘出術の将来展望
三上 幹男
2. 腹腔鏡下広汎子宮全摘出術−保険適用への歩み−
小林 栄仁
3. ロボット支援下広汎子宮全摘出術−わが国の現状と課題−
藤井 多久磨
4. 骨盤内の血管の解剖と骨盤内リンパ節郭清
安彦 郁
5. 子宮がんにおけるセンチネルリンパ節
田中 智人
6. 子宮周囲の解剖と広汎子宮全摘出術の工夫(1)
加藤 友康
7. 子宮周囲の解剖と広汎子宮全摘出術の工夫(2)−膀胱子宮靱帯の外科解剖学と内視鏡下広汎子宮全摘出術への応用−
京 哲
8. 子宮周囲の解剖と広汎子宮全摘出術の工夫(3)
小谷 泰史
9. 子宮周囲の解剖と広汎子宮全摘出術の工夫(4)
関山 健太郎
■今日の話題
若年女性におけるHPVワクチンの効果について
田中 秀則
■総説
子癇発症の高血圧重度は非妊高血圧脳症(高血圧緊急症)より低い−その背景を妊娠による脳動脈血管壁の変化から探る−
日高 敦夫
■診療
当院における妊孕性温存の現状と課題
門上 大祐
■臨床経験
付属器疾患に対する低コスト脊椎麻酔下吊り上げ式腹腔鏡手術
岩見 州一郎
■症例
妊娠25週頃に重度の羊水過少に至るも、自然に羊水量の改善を認めた胎児発育不全の2症例
藤田 久子
腹腔鏡下手術で診断した孤立性卵管捻転の1例
西村 典子
繰り返された無症候性妊娠子宮捻転
加藤 彬人
■海外文献から
・スマートフォンアプリによる月経痛に対する自己指圧の効果
藤田医科大学産婦人科
・胎児と新生児の高度溶血性疾患に対する母体経静脈的免疫グロブリン投与による早期胎児輸血の遅延効果
藤田医科大学産婦人科