産婦人科の実際

着床前診断―現状と近未来の方向性―

2020年08月号(69巻 08号)

企 画 末岡 浩
定 価 3,080円
(本体2,800円+税)
在庫状況 なし
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特集 着床前診断−現状と近未来の方向性−
■総論
1.着床前診断の意義と経緯
末岡 浩
2.着床前診断に用いられる生殖医療技術
荒木 康久
3.遺伝子解析法の変遷
佐藤 卓
■各論
1.遺伝子増幅に関する選択肢と課題
加藤 良美
2.染色体異常発生頻度からみた着床前診断の意義
三春 範夫
3.単一遺伝子病に対する着床前診断(PGT-M)の対象と課題
末岡 浩
4.着床前診断に関する海外の実情
水口 雄貴
5.着床前診断に関する日本産科婦人科学会倫理委員会の方向性
三上 幹男
6.日本における着床前診断の実施結果の集積とその成果
佐藤 健二
7.胚盤胞生検と初期胚生検に関する技術的課題−モザイク胚の発生要因とその取り扱い−
中野 達也
8.ミトコンドリア病に対する着床前診断と核移植
久野 貴司
9.FISH法による着床前診断からみた染色体構造異常保因者に対する臨床成績と問題点
黒田 知子
10.着床前染色体異数性診断(PGT-A)の生殖医療に対する貢献と問題点
加藤 恵一
11.新しいPGT-A−非侵襲性染色体スクリーニング−
水口 雄貴
12.遺伝カウンセリングで本当に重要なこと
西垣 昌和
■シリーズで学ぶ最新知識
腹腔内温熱化学療法(HIPEC) 3.腹腔内温熱化学療法(HIPEC)のメリット・デメリット−有害事象や、治療に際して留意すべきポイントなど−
井上 大輔
■診療
生殖医療とプレコンセプションケアとのかかわり
片山 紗弥
■臨床経験
子宮内膜症合併不妊の体外受精の治療成績
都築 たまみ
■症例
化学放射線療法が有用であった原発性子宮悪性リンパ腫の1例
門前 芳夫
■海外文献から
国際医療福祉大学病院
・卵巣癌における一次維持療法としてのオラパリブとベバシズマブの併用
・骨盤内炎症性疾患と卵巣癌リスクの関係:最新のメタ解析