特集 産婦人科診療に必要な遺伝カウンセリングの基本知識と実際
■総論
1.産婦人科診療における遺伝カウンセリングと関連する指針、見解、ガイドライン
三宅 秀彦
2.遺伝性疾患保因者診断に関する遺伝カウンセリング
小崎 里華
3.日常臨床での家系情報収集の実装
西垣 昌和
4.性腺モザイクに関する遺伝カウンセリング
佐藤 卓
5.遺伝性疾患の出生前検査にかかわるわが国の状況と検査機関
関沢 明彦
■各論
1.がんゲノム医療:検査前遺伝カウンセリング
小川 千加子
2.がんゲノム医療:結果説明カウンセリング
植木 有紗
3.出生前診断:事前の検査に関するカウンセリング
長谷川 冬雪
4.出生前診断:確定検査編−事後の結果に関する遺伝カウンセリング−
村越 毅
5.出生前診断:非確定検査編−事後の結果に関する遺伝カウンセリング−
伊藤 由紀
6.NIPTの遺伝カウンセリング:事前カウンセリング
鈴森 伸宏
7.着床前診断の遺伝カウンセリング:PGT-AとPGT-SR
黒田 知子
8.着床前診断の遺伝カウンセリング:PGT-M
水口 雄貴
■診療
新たな胎盤病理指針であるAmsterdam Placental Workshop Group Consensus Statementによる絨毛膜羊膜炎の評価の有用性について
堀越 義正
■臨床経験
分娩時に出血関連予後を想定した前置胎盤の分類の検討−自施設349例の後方視的解析から−
山本 夏倫
■症例
術前診断により腹腔鏡下捻転解除術を選択し、付属器切除を回避できた小児卵巣広汎性浮腫の1例
中出 恭平
自然妊娠分娩に至った機能性子宮を有する腟欠損の1例
岩城 久留美
■海外文献から
・両側付属器切除と全死亡率および死因別死亡率との関連:集団ベースコホート研究
東北大学産婦人科
・再発卵巣癌に対する腫瘍減量術のランダム化比較試験
東北大学産婦人科