臨床放射線

乳癌の診断と治療update

2009年10月臨時増刊号(54巻 11号)

企 画
定 価 7,920円
(本体7,200円+税)
在庫状況 なし
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特集 乳癌の診断と治療update
診断
1.病理診断
乳癌取り扱い規約第16版「乳腺腫瘍の組織学的分類」の改正点について
秋山 太
乳癌取り扱い規約第16版「組織学的治療効果の判定基準」の改正点について−術前化学療法の効果判定について−
黒住 昌史
非触知石灰化病変の病理組織診断
堀井 理絵
2.マンモグラフィ
デジタルマンモグラフィの基礎−撮影装置とモニターの基礎知識−
遠藤 登喜子
構築の乱れ(architectural distortion)を呈する病変
高橋 かおる
FADを呈する病変
大貫 幸二
微細石灰化を呈する病変−非触知石灰化病変とその診断プロセスについて
宮城 由美
3.超音波
乳房超音波検査−エラストグラフィを中心とした最近の知見−
角田 博子
超音波造影剤の応用
位藤 俊一
4.MRI
MRI撮像法と診断への応用
門澤 秀一
BI-RADS MRIとカテゴリー分類
印牧 義英
拡散強調像の応用
黒木 嘉典
5.異常乳頭分泌
異常乳頭分泌の診断−乳管内視鏡の実際−
蒔田 益次郎
6.組織生検
吸引細胞診と針生検
小野 稔
吸引式組織生検−マンモトームとバコラ生検−
五味 直哉
MRIガイド下針生検
戸崎 光宏
7.PET
乳癌のPETの意義と実際について
久保田 一徳
8.センチネルリンパ節生検
乳腺のリンパ系の解剖と画像診断
藤井 博史
センチネルリンパ節生検
津川 浩一郎
9.腫瘍マーカー
乳癌の腫瘍マーカー
杉山 和義
10.骨転移の診断
骨転移と骨代謝マーカー
小泉 満
治療
1.放射線治療の経緯
放射線治療の経緯−最近の流れ、今後の展望−
山下 孝
2.照射機器
照射機器の説明−リニアック、電子線照射の工夫、多門照射の工夫−
小池 直義
3.切除後照射・根治照射
切除後照射−鎖骨上照射の工夫、胸骨傍照射の工夫−
内田 伸恵
局所進行乳癌に対する根治照射
備前 麻衣子
4.温存照射法
乳房温存照射法−その適応と限界−
関口 建次
治療計画と照射線量
中村 直樹
有害事象−皮膚、肺、QOL−
淡河 恵津世
術後薬物療法−化学療法・内分泌療法の考え方−
徳留 なほみ
照射後経過観察法
斉藤アンネ優子
特殊例の照射方法−巨乳、高齢、両側、リンパ節陽性例、DCIS−
関根 広
APBIの経験−マンモサイト照射の国内での現状−
北村 薫
5.局所再発・遠隔転移への照射
局所再発への照射−乳房、胸壁−
川島 実穂
遠隔転移/再発乳癌への放射線治療−oligometastases / oligo-recurrenceの立場から−
新部 譲
6.わが国の現状
PCSによるわが国の放射線療法の現状とJROSGの活動について
山内 智香子
7.患者さんへの説明の仕方
患者さんへの説明の仕方
喜多 みどり
8.乳癌緩和治療
乳癌緩和治療の目指すもの−緩和的放射線療法の役割について-
兼安 祐子